世界最大級のクリエイティブの祭典「カンヌライオンズ」で、日本からは8回目となるグランプリを獲得した、リクルートが提供する精子のセルフチェックサービス「Seem(シーム)」。日本では晩婚化が進み、不妊に悩むカップルが増えている。しかし、その原因の約半数は男性にあるとされながら、心理的ハードルなどから検査を受けたことのない男性が多い。
現代は、コトラーの提唱した「マーケティング3.0」のように、企業活動を通じて、社会にどう貢献し、世界をより良いものにしていくかが問われている。
そこで本セッションでは、リクルートのチームが、グローバルで支持されるコンセプトをどのように発見し、ブランディングしたのか。そして今後、普及に向けてどのような取り組みをしていくのか。世界のクリエイティブの潮流に詳しい、フライシュマン・ヒラードの馬渕邦美氏が鋭く、切り込みます。